西村企画の仕様

西村企画の家は長期優良住宅

長期優良住宅は、長期にわたり良好な状態で使用するための措置講じられた優良な住宅です。
長期優良住宅の建築及び維持保全の計画を作成し、所管行政庁に申請することで認定を受けることができます。

長期優良住宅について

  • 耐震性
    極めてまれに発生する地震に対し、継続して住むための改修の容易化を図るため、損傷レベルの低減を図ること(耐震等級2以上または免震建築物など)
    (耐震等級2は建築基準法の耐震等級1の1.25倍)
  • 省エネルギー性
    次世代省エネルギー基準に適合するために必要な断熱性能などを確保していること(省エネルギー対策等級4以上) (等級4は平成4年基準の等級より1.5~2.3倍程度断熱性能がアップ)
  • 居住環境
    良好な景観の形成や、地域おける居住環境の維持・向上に配慮されていること
  • 維持保全計画
    定期的な点検、補修等に関する計画が策定されていること
  • 維持管理・更新の容易性
    構造躯体に比べて耐用年数が短い内装や設備について、維持管理を容易に行うために必要な措置が講じられていること
  • 劣化対策
    数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること(床下空間330mm以上確保、劣化対策等級3相当)
  • 住戸面積
    一戸建ては75m2以上、少なくとも一つのフロアの床面積が40m2以上あること

西村企画の家は耐震等級3

耐震等級とは

耐震等級は「住宅性能表示制度」のなかの一つの基準です。地震が起きたときの強さについて、等級1~3の数字で示しています。

家を建てるときや購入するとき、間取りや内装は目で見てわかりますが、「どのくらい地震や火災に強いんだろう?」「省エネやシックハウスにはどのくらい対策されている?」といった細かい性能の違いについては、外見ではなかなか判断できません。

そこで2000年に住宅の品質を客観的に評価するしくみとしてつくられたのが、「住宅性能表示制度」です。第三者機関が設計や工事をチェックして、耐震等級や耐火等級などが「住宅性能評価書」に記載されます。簡単に言うと、住宅の通知表のようなものです。

耐震性能は住まいの安全性に大きく影響しますが、ハウスメーカーによって工法や技術も違うので、なかなか公平に比較するのが難しいもの。耐震等級の認定を受ければ、誰にでもわかりやすく地震への強さを「見える化」することができます。また経済的なメリットとして、地震保険の割引や、住宅ローンの金利優遇などが受けられることもあります。

耐震等級3

最も高いレベルが耐震等級3で、等級1の1.5倍の地震力に耐えられる強度です。つまり震度6強~7レベルの1.5倍の力に対して、倒壊・崩壊しないような強度が求められます。

耐震等級3は、災害時の救護活動の拠点となる消防署・警察署などの建物の基準にもなっています。


ベタ基礎

ベタ基礎とは、基礎の立ち上がりだけでなく、底板一面が鉄筋コンクリートになっている基礎のことで、従来の布基礎と比べて基礎底面の面積が大きいため、家の荷重を底板全体で受け止め、分散させて地盤やスラブ(床構造)に伝えるので、不同沈下に対する耐久性や耐震性を高めてくれます。

また、地面をコンクリートで覆うため、地面から上がってくる湿気を低減、シロアリの侵入を防ぎます。

ベタ基礎は建物の外周部や柱の下だけでなく、基礎底部全体を鉄筋コンクリートで支えるため、不同沈下を起こしづらく、湿気のこもりを低減し、シロアリの侵入を防ぎます。


キソパッキン

半永久的な物性・品質を備え、腐れの原因となる湿気を排除

従来の工法では、基礎と土台が接しているため、基礎内部の湿気が土台に上がり、腐れの原因となっていました。
「キソパッキング工法」では、基礎と土台を絶縁させるため、湿気が上がる心配がなく、建物の長寿命化をサポートします。

シロアリを寄せつけにくい床下環境を実現

建物の全周から風を取り込むことで、床下を余すところなく換気するのが「キソパッキング工法」の特長です。
床下の湿気を排出することで土台の腐れを防ぐと同時に、防鼠機能、そして空気の流れを嫌うシロアリを寄せ付けにくい環境をつくります。

基礎を上部から見た図。
基礎のコーナー部に溜まる湿気の淀み域を減らし、従来の工法に比べ、1.5〜2倍の換気性能を実現します。

換気口いらず

従来の工法では、基礎に換気口を設けるため、上端筋を切断しなければなりませんでした。しかし、それでは手間がかかり、基礎の強度も低下してしまいます。「キソパッキング工法」では、配筋の加工や換気口が不要となるため、手間を省き、基礎も頑丈に保つことができます。


剛床工法(根太レス工法)

根太*を設けず床下地合板を厚くして、直接梁材に留め付ける床組工法で、木造軸組工法で一般的な「根太床工法」に比べ、地震や台風時に発生する水平力に対して強い構造をしており、家屋のねじれを防止し耐震性や耐風性に優れた効果を発揮します。

  • 木造建築において、床を作る際に用いられる横架材のこと。

地震によって生じる前後左右に強く揺さぶる力に対して、床面はねじれようと大きな力が働きます。 従来、このような力に対抗する方法として土台火打ちというものを設けることによって床が変形するのを防いでいましたが、根太を用いず、梁に直接厚い合板を張り付けることによって、床の変形を防ぎます。

剛床工法(根太レス工法)は、従来の「根太床工法」と比べて、変形するリスクが極めて小さく、耐震性を求める上で最も効果的な床組です。

床下断熱材

西村企画では、床下の断熱材に高性能・新次世代型断熱材「ミラフォームΛ(ラムダ)」を使用。
「ミラフォームΛ(ラムダ)」はJSPがこれまでに培ったプラスチック発泡技術を駆使して開発した高性能・新次世代型断熱材です。
従来の製品に特殊技術を加えることで、今まで押出法ポリスチレンフォームでは限界とされていた断熱性能をさらにレベルアップすることに成功しました。(熱伝導率0.022W/m・K)住宅の高性能化が推進される中、画期的断熱材として期待が寄せられています。

「ミラフォームΛ(ラムダ)」の商品情報


無垢材

なぜ住宅にはコンクリートや鉄よりも、木材が多く使われているのでしょう。
それは木が持つ優れた特性にあります。

木・鉄・コンクリート、3つの異なる素材を同じ重量で強度比較すると、木は鉄の約4倍の引張強度、コンクリートの約6倍の圧縮強度を誇り、軽くて強い優れた素材です。

通常、地震の力は建物の重さに比例して大きくなるため、重い建物には、より大きな破壊力が加わることになります。同じ大きさの家ならば、鉄やコンクリートの家よりも木材でつくる住宅のほうが地震の影響が少ないのです。

素晴らしい特性を持った木材は、古くから住まいの骨組みとして使われてきました。
その優れた特性が再び注目されており、近年、大型建築物への採用も増えています。

出典:北海道立林産試験場報告「木質材料と住宅(その1)」/小林裕昇


防腐・防蟻処理

近年、建物や生活に甚大な被害を及ぼす大地震が各地で発生しています。小規模な地震も活発になっており、防災への意識が年々高まってきました。

地震が起きるとニュースになるのが住宅の倒壊。
この倒壊の原因には日々住宅を脅かす存在が潜んでいます。それがシロアリです。

防腐・防蟻処理を行ってない住宅は、15年後にはそのほとんどが腐れやシロアリの被害を受けているという調査結果があり、実際、過去の震災被害における調査で、腐れ・シロアリ被害が発生していた住宅の約90%以上が全半壊、シロアリ被害のなかった住宅の全半壊は約40%未満という報告があります。

腐れやシロアリの被害を受けてから修復しようとすると、リフォーム以上に莫大な費用がかかってしまいます。住宅への安心だけでなく、家族を守るという観点から考えても、災害に強い家づくりには新築時の防腐・防蟻対策は不可欠といえます。

西村企画では、安心して過ごしてもらえるよう、使用する木材に防腐・防蟻処理を行っております。

出典:日本建築学会近畿支部 1995年兵庫県南部地震―木造建築の被害―


高性能グラスウール

特長

  • なんといっても、高性能
    アクリアは高性能グラスウール。一般的なグラスウールに比べて繊維が細くからみ合う繊維の本数が多いので、同じ厚みでも高い断熱性能を発揮できます。
  • 快適な住まいが長持ち
    アクリアは耐久性も抜群!約20年経っても壁の中の断熱性能は新築当時と変わりません。断熱性能が劣化しないということは、いつまでも快適な住まいを維持できます。
  • 騒音対策にも使える
    グラスウールは吸音性にも優れており、劇場の音響調整や騒音対策にも使われています。壁の中に入れることで、断熱だけでなく防音効果も発揮します。また、1階も天井に施工すると、2階の物音をやわらげる効果もあります。
  • なにより安心
    アクリアは、シックハウス症候群の原因物質の1つといわれ、発がん性も指摘されるホルムアルデヒドを含む材料を一切使っていないので、赤ちゃんにも安心です。家族の健康と安心にトコトンこだわった断熱材です。
  • 不燃材料だから安全
    隣家で火災が発生すると、わずか30分で隣家の外壁は800℃を超える高温にさらされることをご存知ですか?だから断熱材が燃えやすいかどうかも被害の大きさを左右します。アクリアは、高温に強く、燃えにくい不燃材料なので、延焼や類焼を防ぐ効果があります。
  • シロアリにも強い
    シロアリは住まいの大敵。被害を受けると住宅そのものの耐久性も損なわれてしまいます。アクリアはガラスが原料なので、シロアリの食害を受けにくいです。

壁内部には10K100mm/天井に14K155mmの高性能グラスウールを使用しています。

透湿防水シート

従来の除湿・防水シートに遮熱機能を付加。
夏季の室内への熱の侵入を大幅にカットします。

  • 優れた「遮熱性」:
    均一なアルミ層を設けることで、高い赤外線反射率を保持。
  • 優れた「防水性」:
    多層構造であるため、強度がUP。
  • 優れた「耐久性」:
    特殊保護層により、遮熱機能において高い耐久性を保持。

遮熱エアテックスRSTの商品情報

西村企画の断熱等級は「レベル5」相当をクリアしています。もちろんZEHの取得も可能です。


屋根

ガルバリウム鋼板

フッ素とアクリル樹脂の配合で、色あせが少なく、疵付きにくい。

カラー鋼板を構成する3要素「めっき」「塗装前処理」「塗膜」からなる総合的な耐久性を向上させました。

  • 特殊骨材・樹脂ビーズ
    骨材、樹脂ビーズ、ワックスの最適配合により耐疵付き性向上。
  • フッ素・アクリル樹脂系塗装
    フッ素樹脂 + 耐紫外線処方で紫外線の影響を低減し、塗膜密着性・耐久性UP。
  • クロメートフリー下塗り塗装
    特殊樹脂、特殊防錆顔料、添加剤の最適化で耐久性と密着性UP(耐紫外線)。
  • クロメートフリー塗装前処理
    素材に適した処理の均一な塗布で密着性UP。
  • ガルバリウム鋼板
    アルミと亜鉛の長所 + 長期耐久実績。

西村企画ではガルバリウム鋼板のほかに、瓦材も選べます。

ルーフィング

アスファルトに樹脂を添加した安心のゴムアス系下葺材。
低温でも折れにくく、防水性能や強度、寸法安定性に優れています。


ダクトレス熱交換換気システムLT-50シリーズ

ツイン・エアー・フレッシュとは?

熱交換型の換気システムを入れたいけれど、屋内のダクティングの費用がかさむ…。
セントラル型の換気システムはリフォームだと大規模な工事になるのでハードルが高い…。
必要な部屋に必要なだけ入れられればいいのに…。

ツイン・エアー・フレッシュはそんなお客さまの声にお応えした、屋内の面倒なダクティングを必要としない、画期的なダクトレス熱交換換気システムです。2台一組で稼動する事を基本とした、プッシュ&プール方式。

日本市場向けに100V電圧に対応し、南北に長い日本特有の多様な壁厚に柔軟に対応できる伸縮式のダクト、高温多湿な日本の気候に合わせた全熱交換式の熱交換素子を使用しています。

LT-50シリーズ(ツイン・エアー・フレッシュ)の商品情報

熱交換のしくみ

基本的に偶数台設置し、1台が給気の際、もう1台が排気の役割を果たし、約70秒ごとに役割が交代します。LT50ーProは付属のリモコンで親機のみを制御します。親機に送られた命令は自動的に子機に伝達されます(最大10台まで)。


すべての建物が省令準耐火住宅

火災保険料は建物の構造によって変わる

火災保険の保険料が決まる指標には、T構造(耐火構造)とH構造(非耐火構造)という2つの構造による指標があり、この指標より火災保険料は変わります。通常の木造住宅の場合にはH構造に分類されますが、これを省令準耐火住宅にすることでT構造、つまり鉄筋コンクリート住宅などと同じ保険料率にすることができます。
T構造の建物とH構造の建物では保険料が倍ほども違います。省令準耐火住宅にすることで火災保険料を下げることができます。

火災保険料の比較

西村企画のお住まいで省令準耐火仕様とそうでない場合の火災保険料を比較。約5割もの保険料の差がでます。

保険対象:「建物・家財」。上記金額は目安です。保険会社やプランによって料金は異なります。

省令準耐火住宅3つの特徴

そもそも、省令準耐火住宅とはなんでしょうか?
省令準耐火住宅とは、建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅をいいます。ここでは、省令準耐火住宅の特徴を3つ紹介します。

  1. 隣家などから火をもらわない(外部からの延焼防止)
    隣家からのもらい火による火災に備えて、屋根や外壁、軒裏を防火性の高い構造とします。省令準耐火構造では、屋根を市街地での火災を想定した火の粉による建築物の火災を防止できるよう不燃材料で葺くことなどとしています。また、外壁及び軒裏は、建築基準法の防火構造(例:外壁に防火サイディング壁を使用するなど)としています。
  2. 火災が発生しても一定時間部屋から火を出さない(各室防火)
    火災を最小限に食い止めるためには、発生源とその他の部分とを完全に区切る「防火区画」が重要となります。省令準耐火構造では、各室を区画する構造とするため、火が他室に燃え広がりにくくなっています。
    加えて、室内の内側(壁・天井)には火に強いせっこうボードを使用します。火が柱などの構造材に燃え移るまでには相当時間がかかることにより、避難や初期消火が可能となります。
  3. 万が一部屋から火が出ても延焼を遅らせる(他室への延焼遅延)
    内部で火災が起こった際、壁の内側や天井裏を伝わって火が燃え広がってしまいます。火が住宅全体に広がりにくくするため、火炎の通り道となる壁や天井内部の要所(壁の内部などの取合部)に木材や断熱材のファイヤーストップ材を設けます。
    このように省令準耐火構造の住宅では、「各室防火」・「他室への延焼遅延」により内部火災に強い住宅となっています。

アフターメンテナンス

住宅を建てた後の対応は家を建てる前は気にしない方、案外多いのではないでしょうか。
「住んだ後のアフターメンテナンスをきちんと対応してくれるか」実はこれ、とても重要なことです。

お金と時間があれば、誰でもある程度は納得した住宅を建てることができます。
しかし5年後、10年後の持ち家の姿を想像してみてください…大抵の人は想像しないで住宅を建てているのではないでしょうか。
住宅が新築時のままなんて事はあり得ません。経年による劣化、設備機器の不具合・老朽化は必ず起こります。

大半の人は新築気分は~3年で終わり、ケアや大事にしようと思う気持ちは段々と薄れていきます。

建てたときはよかったのに…なんてことがないように、西村企画はアフターメンテナンスにも重きをおいています。


― WORKS実例

株式会社 西村企画

〒889-1901
宮崎県北諸県郡三股町大字樺山1369-2
TEL.0986-77-8841

COMPANY

― CONTACT US来店予約・お問い合わせはコチラ